南海辰村建設

技術情報

NEP外断熱工法

今こそ、外断熱。

なぜ外断熱なのか。”世界のスタンダード”となる理由があります。

健康に快適に暮らしたい・・・
それは私たちをとりまく“地球”という舞台が、健やかに美しく保たれてはじめて実現します。
人間にやさしく、地球にもやさしい。
今時代に求められているのは、より強く、省エネや環境保護にもつながる住まい。
100年を生き抜く高耐久性を誇る「NEP外断熱工法マンション」は、その一つの解答です。

環境のために、健康のために。画期的な「NEP工法」を独自提案しました。

「NEP(Nantatsu Expanded Poly-styrene)外断熱工法」は欧米で40年、アメリカでは年間1,400万㎡の施工実績を持つアメリカ・ドライビット社の技術を基盤に、地震、台風、といった日本の風土特性を考慮して提案したシステムです。
環境を守りながら健康で快適な暮らしを実現、次代に引き継ぐ資産価値を持つ次世代マンションとして、今注目されています。

100年住宅 結露抑制による高耐久・健康住宅です。

アレルギーの原因にもなる、ダニ・カビを抑制します。

写真:アレルギーの原因にもなる、ダニ・カビを抑制します。

結露は屋外と屋内の温度差により、空気中の水蒸気が冷えることで生まれます。
内断熱の場合は、断熱材の中という目に見えない所に発生し、そこがカビの温床となります。またカビの発生によってダニも繁殖、アトピーや喘息などのアレルゲンともなりかねません。
室内外の温度を同調できる「外断熱」はその点、結露発生が抑制され、爽やかで健やかな住環境が実現できます。

  • 水蒸気は他のガスと同様、圧力がつり合うまで、高圧力から低圧力の場所へ向かって動きます。

結露での劣化、ひび割れのない高耐久仕様です。

外断熱工法の場合は、結露による躯体の劣化・腐朽といった建物構造に関わる問題も解決。また、一年を通じて同じ環境下におかれるため、温度変化による熱の伸縮もなく、内断熱でよく見られるコンクリート躯体のひび割れ等も防ぐことができます。
100年以上の高耐久性の実現、住まいの資産価値を高めるのが「NEP外断熱工法」なのです。

環境共生 地球資源を守ります。

冷暖房にかかるエネルギーを大幅に減らせます。

「省エネルギー性」は外断熱の大きなメリットと言えます。コンクリートはもともと高い蓄熱効果を持っていますが、これを断熱材ですっぽり包みこむことで、冷暖房にかかるエネルギーや冷暖房費を大幅に節約することができます。内断熱ではコンクリートのこの蓄熱性が逆に作用し、暑い夏はコンクリートの熱で室温が高くなり、冬はより寒さを増してしまいます。

建て替え等による建築系廃棄物も軽減します。

躯体に断熱材や設備が組み込まれた内断熱工法に比べ、外断熱工法は、生活スタイルに合わせた間取りの変更、老朽化による設備の更新も容易です。また結露やひび割れなどによる建物の劣化も少なく、建物の長寿命化は、大規模修繕や建て替えの頻度を軽減。
建物破壊による廃棄物の削減は地球資源を保護することにもつながります。

写真:⬛︎先進5ヶ国の住宅サイクル年数

CO2の発生を抑えられ、地球温暖化対策にもなります。

地球温暖化の問題が取り上げられる中、その原因となるCO2の発生を抑制することはこれからの課題となっています。住まいの省エネ化を実現することで、CO2など温室効果ガスの発生を抑制、また将来の建築系廃棄物を減らすことで、その解体に伴うCO2も大幅に削減することができます。それは森林資源の保護や地球で暮らす私たちの生活を守ることにもなります。

環境先進国では建物の99%が外断熱工法

次世代健康マンションの条件、それがNEP外断熱工法。
ドイツやスウェーデンなどヨーロッパ諸国で建てられているコンコリート建築の99%が外断熱工法です。
世界ではもはや常識となっています。

画像:外断熱工法
画像:外壁構造
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外壁構造
室内の水蒸気をスムーズに室外へ逃がします。
「NEP外断熱工法」は、壁を構成する材料から施工技術までを一貫したクオリティのもと完成させた壁用外断熱の新しい工法です。
外壁は防水性に優れ、また室内側から外部に向かっていくほど浸透抵抗が小さくなるよう材料構成されているため、室内で発生した水蒸気は壁内にこもることなく屋外へ。結露による断熱性能の低下やカビの発生もありません。
  • ※浸透:室内で発生した飽和水蒸気を外に逃がす作用。
画像:熱橋(ヒートブリッジ)対策バルコニー
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熱橋(ヒートブリッジ)対策バルコニー
バルコニーからの熱ロスを抑えます。
内断熱の建物では、例えば床スラブからバルコニーに通じる箇所などは熱が集中して流れる熱橋(ヒートブリッジ)となり、エネルギーの浪費や結露につながりました。断熱材で建物をすっぽり覆う外断熱は、このような断熱材の切れ目もなし。
NEP工法では熱橋補強として、外廊下、バルコニーにも断熱材を施し、熱ロスを最小限に抑えています。
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開口部断熱サッシ
優れた断熱、気密性、防音効果があります。
建物の開口部には、断熱サッシと複層ガラスを採用しました。断熱性、気密性ともに優れ、高い省エネ効果と防音効果が期待できます。

24時間換気システム

クリーンな空気環境を守ります。

高断熱、高機密が外断熱工法の特徴ですが、その効果を十二分に発揮するには計画換気を行うことが大切です。
当社の「NEP外断熱工法」は24時間換気システムを採用。室内の空気を常にクリーンな状態に保ちます。

ヒートショックの軽減

「外断熱」の住まいとは?

躯体内部に断熱材を配するのではなく、コンクリート躯体の外側を断熱材ですっぽり包み込むのが外断熱工法です。内断熱は躯体の内側で断熱するため、躯体が外気で冷やされてしまいますが、外断熱の場合は外部の温度変化の影響をほとんど受けることがなく、省エネ効果も期待できます。また室内温度とコンクリート躯体の温度を同調させられることで、住まいトラブルの原因である結露を抑制。
一年を通じて快適で健康的な住環境を保て、住まいの劣化も防ぐことができます。

  • ヒートショックとは、急激な温度変化が体に及ぼす影響のこと。
画像:外断熱」の住まいとは?
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